2007年2月12日

Mi Porcellino



お兄ちゃん...いつもそう言っては僕の後ろについてきた妹。

いつのまにか一人で歩けるようになって、僕より先をちょっと早足で歩いていっていました。まるで遠い日々が今日のように、昨日の出来事が想い出のように、浮いたり沈んだり不思議な浮遊感に佇みながら、妹のことを考える時間が多いです。

過去そうであったものは一つも新たにされない
過去そうであったとのと同じようには
人生は寄せては返す波のように永遠に行ったり来たり
目に見えるものはどれも一瞬間に僕らが見たものとは違う
この世界では全てが常に変化している 逃げても自分に嘘をついても始まらない
この世には様々な人生があり 僕の中ではいつも寄せては返す波のように

アフリカでは、肉体が滅んだ時ではなく人々の記憶から消え去った時が本当の死だ、という考え方があるそうです。夕日が陰りゆく部屋から、ブルーからオレンジに変化する海を眺めると、自分の心の敏感な部分が振動します。

妹に最後まで優しい微笑みをくれた方々に感謝の気持ちを込めて...